khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

2022-01-01から1年間の記事一覧

メール鑑定「ひとふり」ご案内

※2023年2月3日をもって受付を締め切りとさせていただきました。本日は先だって予告をいたしました1年を易で占うメール鑑定「ひとふり」のご案内です。来る2023年・癸卯年の概況を易で占い、はがき大のメッセージに仕立ててお届け致します。 来年の干支「癸卯…

風冴ゆる山の端に落陽

12月22日は冬至。1年のうちで夜の時間が最も長い1日であるわけですが、この日を限りに「陰極まって陽に転じ」世界はだんだんと明るさを取り戻してゆくことになります。万物を陰と陽の組み合わせによって解釈する易では、この陰陽の境目ともいえる冬至の日に…

壬子×壬寅 ネイル考

本日は大雪。冬もいよいよ本番を迎え、野山も雪化粧に包まれるころあい。暦は壬子月へと切り替わりました。今月は年干も「壬」寅、月干も「壬」子と、壬(みずのえ・じんすい)が居ならぶ年の「瀬」…あわただしい急流の中で、今年という時間を総ざらいするかの…

辛亥×壬寅 ネイル考

本日は立冬。暦は辛亥月へと切り替わりました。霜の声が聞こえる季節が到来し、冬至へ向けてひたひたと陰の気が強まっていくタイミングです。朝晩の冷え込みも一段と極まり、空気が澄んで夜空の見え方も冬のそれらしく変わってきたように思います。 本日はネ…

緑と暮らす

昨年11月、我が家に金のなる木がやってきました。九星気学講座受講のおり、翡翠輝子先生からお分けいただいたものです。もうすぐ1年になるんですね。植物の知識も乏しく緑を育てた経験もあまりないため、私にはもったいないなぁと思っていたのですが、なんと…

祭りの前に

今年もティハール祭(ディワリ)の時期がやってきました。地域によって多少の前後はあるものの、2022年の祭祀の佳境は10月24~28日の5日間。特に天上から女神をお迎えし戸々へとお招きするラクシュミプジャは、街全体が灯火に彩られ幻想的な雰囲気につつまれ…

庚戌×壬寅 ネイル考

10月8日は寒露。暦はこの日から庚戌月へと切り替わります。日暮れもいっそう早まり、気がつくと辺りがまっくら…なんてことも多くなるこの時期。「寒露」とは草木におりた露が寒さで霜に変わりそうなころであることを指すものだそう。上着の前をぎゅっと合わ…

われら山羊の子

今年は夫婦そろってそれぞれの実家とのやりとりが盛んになりました。お互い山羊(座)の母に育てられた蟹(座)の子である我々。高齢ものともせぬ気丈なおのれの母を「かなわないなぁ…」と仰ぎ見る日々です。 オフロードもなんのそのと進みゆく馬力、物事を…

プレミアム戦隊占うんジャー メール鑑定「朝露」ありがとうございました

午月に戌(北西)方位へ向かった際、道中の顛末を書きました。その時に引いたおみくじに「むらくもの 思わぬ方に あらわれて しばしかくるゝ 十五夜の月」とあったことから、9月10日ころには一体なにが起きるのだろう?なんて思っておりましたが、現れたのは…

己酉×壬寅 ネイル考

本日は二十四節気の白露。朝晩の涼しさも手伝って、早朝には草花の端に露が結ばれる時期となりました。この日を境に、暦は己酉月へと切り替わります。 本日はネイルのブログ。己酉月に合わせて私が身に着けたデザインについてご紹介してまいります。干支「己…

プレミアム戦隊占うんジャー メール鑑定「朝露」ご案内

本日はメール鑑定のご案内ブログです。ソロ活占い師の仕事術 サポートフォーラム&研究所内にて、いつも切磋琢磨しているメンバーの皆さまと「プレミアム戦隊 占うんジャー」と称し、9月末日(※第1弾)まで期間限定の鑑定イベントを行います。それぞれが日々…

こころを置いてきた

先月は珍しく移動が多く、あちこちへ顔を出していました。見慣れたお店が大きな看板を掲げる国道沿いや、朝と晩の2本しかバスの来ない場所などを行き来しながら、この先ふたたびここを訪れることはあるんだろうか?そんな思いがよぎったり。このところの情勢…

見えない部分が似ている

先日、まったく予期せぬタイミングで親族とすれ違いました。双方ともに生活圏ではないエリアでの出来事でしたが、なぜだかピンと来たんですね。向こうはまったくこちらに気づいていなかったのですが、後になって連絡をしてみるとやはりそのとき、偶然その場…

戊申×壬寅 ネイル考

8月7日は立秋。苛烈な暑さに汗ぬぐう日々がつづきましたが、暦の上では秋がきたようです。今日はネイルのブログ。戊申月をイメージして身につけたデザインについて、ご紹介していきたいと思います。 月干支である戊申は土生金の関係性でむすびついており、戊…

隔たりの快さ

各駅停車を3本乗り継いで、友人に会いに行ってきました。(お土産、これでよかったかなぁ…)と手に提げた紙袋を薄目で見つめながら電車に揺られるうち、あっという間に眠気がおそう曇天の日。駅を出ると、しばらくぶりにも関わらず変わらぬ笑顔で迎えてくれ…

変換ツールとしての絵・ことば

運気、といってしまうと少し占い的になってしまいすぎるでしょうか。一過性の幸不幸や良し悪しとは別に、それぞれの人に巡る「人生の季節」とも言うべき流れがあるのだろうな、なんてことを考えさせられる今日このごろです。 矢継ぎ早に言葉を繰り出すような…

丁未×壬寅 ネイル考

短い梅雨が明けたかとおもえば、夏というよりは熱波という言葉がぴったりくるような気候が続きました。今日は七夕。二十四節気では小暑とよばれる節目です。「小」とは名ばかりの、屋外へ出るにもぐっと覚悟を決めなければならないようなありさまから少し落…

がらがらぽん

先日までおこなっておりました「凸と凹」と題したメール鑑定。鑑定中の所感はすでにこちらの記事にて書かせていただきました。その後も、ありがたいことにTwitterやご返信のメールでご依頼の皆さまからたくさんのご感想をいただき、喜びを感じるとともに易の…

月に吠える

何かを引きずるような音がしたかと思うと、目の前の草むらがざわざわと波立ちました。なんだろうと目を凝らしてみれば、そこにいたのは50㎝ほどのシマヘビ。 ひっと飛びのく私の気配に驚いたのか、向こうもしゅるしゅると藪の中へ吸い込まれるように消えてい…

丙午×壬寅 ネイル考

6月6日は芒種。芒(のぎ)とは聞きなれない字ですが、稲や麦などといった穂先のある植物の先端に伸びる針状の突起のことを指します。生長の過程でこの「芒」を備える植物たちにとって、今がちょうど種まきどきであることからこの名がついたそうで、この時期…

共鳴する「凸と凹」

※2022年6月20日正午を持ちまして受付を締め切りとさせていただきました。先ごろ「凸と凹」と題したメール鑑定の告知を出しました。ありがたいことにご興味を持っていただいた方より折々お申込みをいただき、メッセージを紡ぐ日々を送っています。 今回のメニ…

メール鑑定「凸と凹」ご案内

※2022年6月20日正午を持ちまして受付を締め切りとさせていただきました。本日は期間限定のメール鑑定についてのご案内です。本日より6月20日までのあいだ「凸と凹」と題したメッセージ形式の鑑定を行います。 今回のテーマは「起伏に触れる」私たちは心と身…

乙巳×壬寅 ネイル考

5月5日は立夏。こどもの日(端午の節句)でもありますね。暦はこの日から乙巳月へと切り替わります。「端午」の名の通り5月の最初の午の日にこの節句があてられた、という由縁のある行事ですが、のちに「午」と「五」の音が通じているという理由で日支に関わら…

風来坊のすすめ

久しぶりに家族で泊りがけの外出をしてきました。といっても近場ですが、いつもと異なる風景に身を置くことでそれぞれ少しリフレッシュできた様子。真っ赤な苺に舌鼓を打ち、川のせせらぎを聞き、のんびりした時間を過ごしてきました。 ハウスいっぱいに甘い…

甲辰×壬寅 ネイル考

今日は、二十四節気の清明。この日を境に暦は辰月へと切り替わります。本日はネイルのブログ。清明、は「せいめい」と読みますが、私がはじめにこの区切りを知ったのはこの字をして「シーミー」と読むのだと教えてくれた友人との縁がきっかけです。 シーミー…

褐色の月と星がならぶ

メヘンディ(ヘナタトゥー)についての情報収集は主にInstagramにて行っているのですが、年に数回、作品の投稿数がぐっと上がるタイミングがあります。 そのひとつが、4月2日(※場所によってズレあり)から始まったラマザーン(ラマダン)。メヘンディは祭事…

メール鑑定「三面鏡」ご案内

※2022年4月30日追記:本日正午をもちまして受付を締切とさせていただいております。 本日は期間限定のメール鑑定についてご案内いたします。4月末日までの受付で「三面鏡」と題したメッセージ形式の鑑定を行います。 今回のテーマは「鏡でご自身を眺めるよう…

寅の威を借る

少し前のことになりますが、親子で近距離の方位取りをしてきました。特にどこへ行こうとも何をしようということもなく、方位だけを頼りに思いつきで出発を決めたのは、なんだか私たちのスケール…と申しますか、サイズ感のようなものががだいぶ縮んでしまった…

癸卯×壬寅 ネイル考

今日は二十四節気の啓蟄。癸卯月がスタートしました。年干支・月干支がともに辛丑、壬寅と重なる2か月間からはじまった2022年。ここまでの流れを振り返ると、あるひとつの楽章の旋律がフェードアウトし、静寂の後にファンファーレが響いて新章の幕が上がった…

暦の検討その後

これまで、ネパールで公式の暦として用いられている「ビクラム暦」について検討を重ねてきました。こちら、現地の占星術に基づきその年ごとに策定される暦で、日取りや月の日数がそのときの星回りによって変化するという特徴を持っています。(過去の顛末は…