khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

2021-01-01から1年間の記事一覧

メール鑑定「ひとふり」ご案内

※2022年2月4日追記:2022年2月3日をもちまして受付を完了とさせていただいております。先日、年筮についてのブログを書きました。陰の気が極まり陽へと転じるこのタイミングに立てる卦は、どなたにとっても意義深いものであるようです。その日そのとき「その…

朝靄から風立ちぬ

時差と言っても、ほんの3時間とすこし。しかしきっかりと日本にいるときの体内時計で目が覚め、おなかも空いてくる我が身の正直さに、ふと笑いがこみあげてきます。ネパール滞在中はこんな調子で早起きを繰り返している私。山の気候の、もうもうと立ち上る霧…

場所と記憶をむすぶ旅

11月から12月初旬にかけて、翡翠輝子先生の九星気学講座を受講しました。もともと旅好きの私ではありますが、世の情勢の変化にともない已むに已まれず家でおとなしく過ごしていたこの2年弱。何より衰えたのは体力でも精神力でもなく「旅する筋力」だったので…

庚子×辛丑 ネイル考

感染症を基軸にいろいろなものの間を奔走しているうち、あっという間に年の瀬を迎えてしまったような2021年。なんだか年間を通して「師走」であるかのような忙しなさがあったのは私だけでしょうか。12月7日は二十四節気の大雪。この日を境に暦は庚子月を迎え…

メール鑑定「こさじ」ありがとうございました

10月24日から11月30日まで、期間限定でお届けしてまいりましたメール鑑定・こさじ。おかげさまでたくさんのお客様にご依頼をいただき、とても充実した1か月間となりました。この場を借りて改めて、貴重な機会をお与えいただきましたことに心より御礼を申し上…

干支とネイルトレンド(2022年・壬寅)

去る11月21日・22日に開催された2021年のネイルエキスポ。これに先駆けて日本ネイリスト協会より2022年SSのネイルトレンドが発表されました。リンク先では「HUES 彩り」「ENERGY エナジー 新しい世界が始まるポジティブなエネルギー」「RELAX リラックス 自…

眼差しはインタラクティブ

文化学園服飾博物館で開催されている「民族衣装 ー異文化へのまなざしと探求、受容ー」展を見に行ってきました。日本を中心に、国内外における「異文化」の捉え方やその扱いの変遷を、史料と蒐集による実物をもって詳しく知ることのできる内容です。 例によ…

「物語の類型」から手を放す

先ごろ、教育関係のお仕事をなさっている方とお会いする機会がありました。相手の方は教育者として日々多くの時間を子どもたちと過ごし、私の方は保護者として子と暮らしている…ということもあって、話題は自然とそちらの方へ。 会話の中で特に深く同意しあ…

己亥×辛丑 ネイル考

本日はネイルのご紹介ブログです。11月7日は立冬。この日を境に暦は己亥月へと切り替わり、いよいよ冬がはじまります。少し前を振り返りますと、2019年が同じく己亥の年でした。皆さま、当時はいかがお過ごしでしたでしょうか。私にとりましては、ネイルと占…

メール鑑定「こさじ」ちらっと

※11月30日追記・本日正午までのお申込みをもって受付を締め切りとさせていただきました。本日は期間限定でお送りしているメール鑑定メニュー「こさじ」についてご紹介するブログです。易とタロットカードを用い「今あなたにお届けしたいメッセージ」もしくは…

「好き」のアウトライン

少し前のことになりますが、友達が素敵な場所へ連れて行ってくれました。豪華な設えを見ているだけで心が沸き立つような、なんともカラフルなレストラン。スパイスの効いたホットワインを飲みながら、約1年ぶりの再会を喜び合いました。「きっとこういう感じ…

期間限定(11月30日まで)メール鑑定のご案内

※11月30日追記・本日正午までのお申込みをもって受付を締め切りとさせていただきました。本日はメール鑑定のご案内です。卜術(易・タロット)を用いてひとことメッセージをお送りするメール鑑定「こさじ」を期間限定(本日から11月末日まで・お申込みの状況に…

文様を読み解く

過日、パナソニック汐留美術館にて「ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ」を見てきました。19世紀後半、開国に伴って数多くの日本製の美術工芸品が欧州へ流入。蒔絵や螺鈿細工などの装飾技法はもとより、対象の描き方やモ…

同じ時間を、違う軸で

今月(9月中旬から10月中旬にわたるアソージュ・असोज月)はドゥルガ神の勝利を祝うダサイン大祭、来月(10月中旬から11月中旬までのカーティク・कार्तिक月)は光の祭りティハールと、秋は祭事が目白押しのビクラム暦。 ネパールで用いられている暦のことを調…

戊戌×辛丑 ネイル考

今日はネイルのご紹介ブログです。10月8日は寒露。この日を境に、暦は戊戌月へと切り替わります。戊も戌も、ともに陽の土に属する干と支。言葉少なであるにもかかわらず、ただそこにいるだけでなんとなく場の濃度や密度が上がるような印象があるのは、土性の…

『青の弥勒』に会う

先日、東京藝術大学大学美術館で行われている「みろく ー終わりの彼方 弥勒の世界ー」展を見に行ってきました。2001年3月、過激派組織によって破壊されたアフガニスタン・バーミヤンの石窟寺院遺跡。既に喪われた世界遺産の一部ではありますが、技術の粋を集…

それぞれのシグナル

この2年間を振り返っての変化としてどなたも、これまでより自分の心身のささいな変化に注意をはらうようになった…というのがあるのではないでしょうか。私も、まわりの人々もその例に漏れず、以前なら「ちょっと頑張ってここまでは終わらせちゃお」としてい…

できないは楽しい

先週末はiPadとApplePencilを使って、お絵描きをして過ごしました。白い画面に向かうのは久しぶり。なぜだか妙に緊張してしまって、描いては消し、描いては消し…。デジタルな道具を使って描くのが初めてということもあって、まずはツールの使い方がわからな…

日常は不可逆

「新しい生活様式」というフレーズすら、既に古くなってきているように感じられるのは私だけでしょうか。夏の終わりから、じみじみと不用品を処分しています。くたびれた布団や、もう誰ひとりお尻の入らないベビーチェアなど。進んでハウスキープに携わる方…

メッセージの遅効性

かれこれ2年と少し、水晶をみる訓練を(ほそぼそとではありますが)続けています。はじめの頃はこわいと感じたり、脳天が痛くなったりしていたのですが、この頃は少しだけそういったことも和らいできたようです。 私にとって水晶よみの研究会や練習会に参加…

常夜灯の下で

このところ、家の人たちと「死」の話をよくします。はやり病によって、死がより身近になったせいもあるのでしょうか。「死んだらどうなるの」と尋ねられるのは、決まって夜に明かりを小さくした布団の中。 死んだら、どうなるの? ある人は「周りの人がみん…

配信にお邪魔しました③

昨晩は天海玉紀先生の配信にお邪魔しました。今回、お話したのは南アジアの暦のひとつである「ビクラム暦」について。そして、マシュマロを募集してご質問におこたえする内容の2本立てでお送りをしました。 突如として私がツイートしはじめた耳慣れない暦の…

丁酉×辛丑 ネイル考

9月7日は白露。暦はこの日から丁酉月に切り替わります。本日はネイルのご紹介ブログです。丁酉月を伸びやかに過ごすために私が身につけたデザインについて、書いてみたいと思います。 丁(陰の火)と酉(陰の金)の組み合わせは、干が支を剋す(火剋金)相剋…

丙申×辛丑 ネイル考

本日はネイルのご紹介ブログです。来る丙申月を心地よく過ごすために身につけたネイルについて、触れてまいりたいと思います。今月の干支、丙(陽の火)と申(陽の金)の組み合わせは火剋金で相剋の関係性。丙は太陽のように分け隔てなく周りを照らす存在を…

配信にお邪魔しました②

先週24日、水瓶座満月のタイミングで天海玉紀先生の配信にお邪魔しました。テーマは私の大好きな南アジアの服飾文化について。サリーを着るようになってしばらく経ちますが、この装いやそれにまつわるマナー・しきたりについてお話をしたのはこれが初めて。…

異国情緒をひとさじ

2021年7月6日~2022年2月20日の会期で行われているこちらの展示を見てきました。定期的に異国成分を摂取したくなるたちなので、矢も盾もたまらず上野へ。今回の催しはクアラルンプールにあるマレーシア・イスラーム美術館の協力のもと、世界中に分布するイス…

乙未×辛丑 ネイル考

本日は乙未月に向けてのネイルご紹介ブログです。今月(節入りは7/7〜)の干支・乙未は、年干支・辛丑とは天剋地冲の関係性となります。乙(陰の木)と辛(陰の金)とは相剋の間柄、地支にある未と丑は対冲(向かい合っている干支)であり、それぞれ違った特質…

欠けたピースを探して

ちょっと間があいてしまったので、近況報告も兼ねて書いてみます。5月・6月にかけて、色んな先生のところへうかがって鑑定をしていただいていました。1番の理由はちょっとげんきがなかったから…なんですけれど(停滞気味の現状に少しでも新しい風を吹き込み…

甲午×辛丑 ネイル考

本日は甲午月のネイルについてご紹介するブログです。甲は陽の木・午は陽の火ですので「木生火」→相生の組み合わせの干支となります。今回、実はこのシリーズが始まって以来、初めての相生ネイルなんです。(昨年11月より丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰…

大事なことなので?

先日、見よう見まねの方位取りをしてきました。西へ。とはいえ、この差し迫った情勢下。短時間滞在・ひとりで・食事を伴わない時間帯…という条件を満たすとなると、行ける範囲は限られます。結局そんなに遠くには行けませんでしたが、下調べもそんなにしない…