今年は夫婦そろってそれぞれの実家とのやりとりが盛んになりました。お互い山羊（座）の母に育てられた蟹（座）の子である我々。高齢ものともせぬ気丈なおのれの母を「かなわないなぁ…」と仰ぎ見る日々です。
オフロードもなんのそのと進みゆく馬力、物事を具現化するその手腕にはただただ感服するばかり。さて、どうしようかねぇ？とのんきに逡巡するわたしたちを尻目に「あぁ、それはもうこっちでやっておいたわ」と涼しい顔で言われるたび、地のエレメントが少なめの我々は（おぉ、世の中とはこうして泳いでいくところなのか）と驚くのでした。
事態が活況を迎えるより半年ほど前、こんなに頼りない子らに果たして何ができるだろうかと、今後の対応について易の読み会（夏瀬杏子先生主催）でご質問させていただいたことがありました。その際に得た卦は以下の通り。
・風雷益 上のものが下のものを益す
・山地剥 下剋上
・火地晋 天上をゆく日に従って…
・火水未済 火は上へ、水は下へ、平行線をたどる
・火天大有 中心人物（太陽）を助ける明晰な人々
ひとりで占っていては（自分のいいように解釈してはいないか？）と懐疑的になってしまう事柄も、練習会という多角的な視点の備わる場でこのように出揃い確信に変わります。これらの卦を見ればあくまで主導権は向こうにあることは一目瞭然。多少こちらの気に染まぬことはあれど、大筋は親の意向に則り粛々と事に当たるのが良いのでしょう。
ともすれば「動機」に重心をとられてしまいがちな我々にとり、彼女たちのやりようは「ほうほう、それが何になる？」という現実をまざまざと突きつけられます。孝行娘になれたらいいのですが、私のようながらっぱちには背伸びをしても手が届きそうにありません。不出来な娘は親の目を盗み、こんなブログを書きつけています。
期間限定メール鑑定「朝露」本日をもちまして全ての方への結果ご送付を完了いたしました。今回は易とカードで読み解く心の雫をメッセージ形式にてお届けした次第です。ご依頼くださいました皆様にとりまして、何かのご参考になれば幸いに存じます。この度はありがとうございました。
