khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

辛未×甲辰 ネイル考

今日は新月と節入りが重なるタイミング。暦は辛未の月を迎えました。青々とした若葉の葉擦れを想起させる「甲辰」に、さらさら・きらきらとしたイメージの伴う「辛未」が重なると、まるで『たなばたさま』の歌のよう。

笹の葉 さらさら 軒端に 揺れる お星さま きらきら 金銀 砂子

外の風はむっとした湿気で覆われ、今にも地面に押し付けられてしまいそうな重さがありますが、まもなく梅雨明けとともに夏らしいからっとした天気にもめぐまれることでしょう。そんな本日はネイルのブログです。

今月の干支「辛未」は天干が陰の金、地支が陰の土に該当し、地支が天干を生じる「土生金」の関係性で結ばれています。

優しく繊細、かつ敏感であるゆえに他者の心の痛みをよく理解し、控えめなほほえみをたたえ静かに「そこに居てくれる」…鋭敏さと同時に、受容や慈悲を感じさせる存在です。

探求心が旺盛で、これと定めるとひといきに一定の水準まで高めてしまうため、周りからは容易く乗り越えているように見られてしまいがちですが、そこに至るまでの努力は並大抵ではありません。

道のりの泥臭さを感じさせない矜持や美学、相手に負担をかけない気遣いや心配りに長けている点も、大きな特徴と言えるでしょう。

そんな「辛未」月になぞらえ今月私が身に着けたネイルがこちら。

砂浜に置かれた貝殻みたいに

パールベージュとミルキーホワイトを基調とし、くしゅくしゅに皺を寄せたオーロラフィルムを短冊状に配置。年干の「甲」を反映した構成にしてみました。

中指にはシェルのかけらをポイントで散らし、夏の夜の星のきらめきを感じさせる「辛未」らしく。さわやかに吹き抜ける夜風の時季を待ちながら、このブログを書いています。

 

 



庚午×甲辰 ネイル考

清々しい新緑の季節…と思いきや、夕方になるとゲリラ雷雨に見舞われるなど、変わりやすいお天気の「芒種」です。暦は「庚午」月へと切り替わりました。

それぞれ「庚」は陽の金、「午」は陽の火に類別される干と支。地支(火・午)が天干(金・庚)を剋す「火剋金」の関係性で結ばれています。

気鋭の雰囲気をまとい、大衆受けをよしとしないさばけた「庚」と、その庚を強く剋す「午」の組み合わせは、例えるなら「跳ね馬」。ポルシェやフェラーリのようなイメージがふと頭をかすめます。

明朗で「嘘のつけない」お人柄。こうと決めたら譲らない信念にもとづき、そのポリシーにかなうなら、あっという間の変化や転身もお手のもの…なんでもかっこよく着こなしてしまうおしゃれさんが多いのも頷けます。

そんな、洒脱で粋な「庚午」に寄せて今月身に着けたネイルがこちら。

緑の中を走り抜けてく

チェリーレッドと象牙色を交互に配したベースに、ゴールドを基調としたアートとラメを散らすネイル。メタルパーツを用い、あえて少し無骨な印象を残しました。

間もなく夏至を迎えるこの時期ですから、太陽を浴びてきらきらと映えるデザインに。「甲辰」年もいよいよ折り返しの時期を迎えます。あなたの「地」には、どんな開拓がありましたか。







 

 

 

(読みました)テキスト版『アイドルを目指せ!プロデューサーを選ぶなら?』

先日、受講した立田アカツキさん登壇の占い自由研究会。考え抜かれた構成と、選りすぐりの情報&考察、という素晴らしい内容で、とても学びの多いひとときでした。

こういった会の面白い点は、聞くと自分でも考えたり調べたりしてしまいたくなってしまうところ。登壇者のエネルギーに視聴者が触発されるような「営み」の生まれる瞬間に立ち会えた…そんな喜びがありました。

khushi-bodyart.hateblo.jp
これだけ充実した内容を打ち出すには、きっと視聴者からはうかがい知れないインプットや深い思索があったんだろう…と思いを馳せていたところ、なんと「テキスト版」の販売が開始されるというお知らせが飛び込んできました。

矢も楯もたまらず飛びついた次第です。
starworkbook.blog.jp

もとよりブログでの流麗な筆致と語り口が魅力でいらっしゃるアカツキさん。約15500字!という大ボリュームの大サービスであるにもかかわらず、あの優しいお声で読んで聞かせていただいているような読み心地の良さがありました。

また、テキスト版ならではのお楽しみも隠されており、配信をご覧になった方は2度おいしい&テキスト版からの方も心ゆくまで読み返して楽しめる、まさにアカツキさんの「東の石門」を体現したかのような内容となっています。まだの方はこの機会にぜひ~!





共役的なあいだがら

2週連続でオンラインの講座を受講しました。ひとつ目は、80年代から現代にいたるまでのアイドルブームを牽引した、2人のプロデューサーについて語る立田アカツキさんによる研究発表。

uranai8.jp

そして、ふたつ目はこの春、スポーツ界にとどまらず全米・全日本を揺るがせた水原一平氏の巨額横領事件。これをテーマに「欲望と相性」について、東西の占術を用い読み解いていく…という内容でした。

uranai8.jp

どちらも大変に興味深く、メモを取りながらかぶりつきで拝聴。ある特殊な例、自分とは無縁の世界!と思っていたものを、占いを通すことで身近に引き寄せ、手触りを確かめるような新鮮みあふれるひとときでした。

ひとつ目の講座では冒頭に「どちらのプロデューサーを選ぶ?」という質問があったのですが、この「どちらを選ぶ?」という問いにおいても、すでに視聴者と題材となったプロデューサーとの相性が成立していると言えるのですね。

f:id:khushi-bodyart:20240525233416j:image

ちょうど、5月は親子関係やご家族の間柄についてのお話をうかがう機会が多かったこともあり、改めて「相性」とは不思議なものだなぁ~と感じ入った次第です。

そういったご相談内容の際、わたしは「ご家族パラメータ鑑定」と題してモニタ募集した見方を今も使っているのですが(この人といると、どうしてもそうなっちゃう)ということはやはり、あるのですよね。

自分の家族や友人との関係性を見てみてもそうで、自分の中にある形を再演するための相性、というのと、自分にないもの(相手にないもの)を補うための折衷型の相性、というのがあるように思います。

その事態を招いている、そのトリガーを引いた(引かせた)ものの正体を知る…というのは、善悪ではとらえきれない、心の水底に沈んだ澱を掬うような試みではないでしょうか。

猫にまたたび…ではないけれど、抗えない・抗しがたいシチュエーションや相手、というのがもし自分の中にあるのならば、それを承知した上で、用法・用量を守って楽しみたいものですね。

ポイントが切り替わる

お久しぶりになってしまいましたがブログ更新。天中殺年かつ天中殺月、というなんとも足元のおぼつかない時期に身を置いています。

少し前に親類を見送り、平常とは違う動きが続いたせいか身体も心も「やっとこさ」状態でしたが、なんとか踏みとどまっている今です。しばらくぶりで言葉を交わした人もあり、それぞれの胸の内にある故人にまつわる思い出のピースをつなぎあわせつつ偲びました。

確かにその人がここに居たこと、そしてもう居ないのだというのを互いに確かめ合う時間。(記憶ってべんりだなぁ~)と、片付いた故人の部屋を見回しながら思いました。

分岐器


訃報を聞く少し前、年末から色々と調べたり考えたりしていたテーマがようやく佳境を迎えていました。ちゃんとやりきれるか不安でしたが、周りの方のご協力とお見守りのおかげで、こちらもなんとか終えてほっとひと息。(お世話になりました皆様&ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました)

その「テーマ」というのが、いささか現実離れした人々について思索する…という内容だったために、日ごろ物質的に生きている辰巳天中殺(私)とっては虚を衝くような気付きの連続でした。

調べていくにつれ浮かび上がってきたのは、いずれの人物も形は違えど自身に対するある種「底抜けの」正直さを原動力に生きていたということ。

何か行動を起こすときの動機が「モノ」や「時間」に由来しがちな私からすれば、彼らの渇望や、飢餓感を埋めるかのごとく手あたり次第に詰め込むようなやり方は、驚きと「恐れ入った!」がないまぜになったような気持ちにさせられます。

知った気になって(こんなものだろう)と思い込んでいる現実のレールが、誰かの不在や、まったく接点のない存在についての検討によって、まるでポイント切り替えのように別の方向へいざなわれてゆく。私にとっては、そんな2か月間となっています。

己巳×甲辰 ネイル考

5日は立夏、こどもの日。これを皮切りに暦は己巳月へと切り替わり、なるほど連休中の夏日は名実ともに「夏きたるらし」ということであったのでしょう。日差しも気温も、本格的な盛りの季節の到来を告げるかのようでしたね。

今回は「己巳」月が「己巳」日からはじまるなど、なんともシンボリックな幕開け。年干支が「甲辰」であることをかんがみれば、堅牢でしっかりとした地盤づくりにぴったりのタイミングです。本日はネイルのブログ。私が「己巳」そして「甲辰」との組み合わせから想起したデザインについて綴ってまいります。

「己巳」は天干が陰の土、地支が陰の火からなる組み合わせ。地支が天干を「火生土」で後押しする関係性で、下からじんわりと火で温められた大地…と考えると…床暖房や、地面から陽炎のたちのぼる風景が思い浮かびます。

見た目ではわかりえない、実際にそこに立って周りを見回してみないと(接してみないと)温度感がわかりづらいところがあり、ポーカーフェイスの下で、たゆまぬ火を燃やし続けている人です。

しかし、おのれの中にある炎を人に気取られるのはちょっと苦手。柔和で軽やかな社交の中、穏やかな歓談のうちに身を置きながらも、常に冷静に周りを観察している節があるでしょう。そんな特性も手伝って、人を見る目は確か。面倒見がよく、包容力あふれる大人物です。

そんな「己巳」をイメージした今月のネイルがこちら。

じっくり、ことこと…

落ち着いたナチュラルベージュのベースに、苺味のキャンディのような赤色のグラデーション。ざくざく系のホログラムとゴールドのラインで「巳」の遊びごころを暗喩的にあらわした形です。「己」からはうかがい知れぬ、ひそかな悦びや愉しみ(巳)があるんでしょう?とこっそり目配せをするようなイメージ。

温和な笑顔を器用に使い分けながら、ごったがえす人の波を華麗に泳いでゆく…渡世のノウハウを「己巳」にならいつつ「顔」を育てるひと月、というのはいかがでしょうか。



戊辰×甲辰 ネイル考

少し更新が遅くなりました。4日の「清明」を区切りに暦は戊辰の月へと切り替わり、私にとっては天中殺年・天中殺月のはじまりです。節入り前からしっかりと?熱を出してしまい、名実ともに辰巳のエネルギーを浴びたかたちに。

「戊辰」は天干も地支も陽の土から成る干支で、喩えるならば芽吹きのエネルギーに満ち溢れた春の山。鳥のさえずりが聞こえ、花々が咲きほこり、新緑と土の青青しい香りの漂う場所…そう思い浮かべると、誰もが癒しを求め、その場に足を運んでみたくなるのではないでしょうか。

そんなご本人の魅力ゆえか、自然と人間関係のハブであったり橋渡し役となるような顔の広い方、コミュニケーション能力に長けた人が多いように思います。

一方でそんなエンターテイナー気質やサービス精神のために、人知れず気苦労や気疲れを重ねてしまいがちなのも「戊辰」の特徴。頼られ慣れているぶん、人に頼ったり弱音を吐くのは苦手かもしれません。たまには大穴に向かって「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶように上手にストレスを発散しながら、軽やかに自分の才能を使っていきたいですね。

そんな戊辰月に寄せて私が身につけたネイルがこちら。

地は拍動している

グレージュの一色塗りと、キャラメルカラーのベースにターコイズブルーとスカイブルーのチェック柄。「辰」という干支の中に含まれる木気・水気が、地中に網の目のように張り巡らされているイメージを爪上に反映していただきました。

ただ今は、後先を考えずこの春の陽気に身を任せてみたい…そんな勢いあふれる「戊辰」のありかたに倣い、秘められたリソースが雪解けを終えた大地から噴き出すような、そんな景気のよい季節が皆さまにめぐりますよう。