khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

メニュー紹介(マジカル☆パワー祭り)

本日は改めての自己紹介と、イベントメニューのご案内です。はじめましての方もそうでない方も、どうぞよろしくお願いいたします。

湊ゆきの   …心の蕾をふわっとひらく、オリエンタル系占い師。易と算命学をもちい、あなたの内面をめぐる旅にお供します。2019年よりメールやチャット占いでご好評を得、現在は通話を主に鑑定中。絡まった糸をほどき、乾いた泥をぱんぱんと払って、また顔を上げていかれるよう「遠くて身近な応援団」をご活用ください。

続いて、メニューのご案内です。今回ご用意しましたのはこちらのふたつ。

A あなたの花を咲かそう!心の開花予報(算命学・20分4000円)
B あなたの心は何分咲き?易で読み解く開花時期(易・10分1000円)
※A・Bあわせて30分でのご予約も可能です。

今回の私の担当はピンク色。ロータスピンクと名付けました。「ピンク色」と聞いたとき、あなたはどんなイメージを持ちますか?かわいい、優しい、華やか…ポジティブな印象とともに、幼稚さや軽薄さ、場合によってはいかがわしい!なんて印象を持つ人もあるかもしれません。

そして、これらの姿勢は私たちが日ごろ自分自身をどう扱っているか?という個々のスタンスとも密接にかかわっているように思います。

ピンク色に象徴される世界を自分の中に内包しながらも、職場で・家庭で・人間関係においてそれを役割として果たすよう求められるとき、私たちは無意識にピンク色を忌避してしまうのではないでしょうか。自分らしさよりも「ピンク的であること」を求められているような気がして。

今回のメニューはそんなお仕着せのピンク色から自由になると共に、あなたの中にある願いを花に喩え、どんな花を咲かせたがっているのか?開花の時期はいつごろか?そんな視点でお届けしてまいります。

ご予約フォームはこちらからどうぞ。

マジカル☆パワー祭り

本日はイベントのご案内です。来る10月28日(土)新宿某所にて、日頃ともに研鑽を重ねているソロ活占い師の仕事術参加メンバー、通称「占うんジャー」の皆さまとリアル鑑定イベントを行います。

今回は新隊員として西の魔女一条八百光先生をお迎えし、各メンバーそれぞれ「色」を選びあい、そのカラーに基づくメニューをお届けしてまいります。

晴海プラム先生(スカイブルー)
羽純なな子先生(ミント)
ノーラ紫苑先生(オレンジゴールド)
一条八百光先生(ブラックオパール

そして、わたくし湊ゆきのはピンク担当(ロータスピンク)を仰せつかっております。この色を私に充ててくださったのは、恋愛鑑定のエキスパートでもあられる羽純なな子先生

いただいたときは、なな子先生にそんな風に言っていただけるような要素が私のなかにもあったなんて!とうれしさを噛みしめるとともに、実はちょっぴり気恥ずかしかったり。私なんかがピンクを騙ってもいいのかしら?と。

ピンク。甘やかで優しく、かわいい色。小さなころに親が選んでくれたり、自分で好んで身につけた時期はあったものの、年齢を経るにつれ徐々に選ばなくなってきたな…というのが、個人的なピンク色に対する所感です。そして、同世代の女性のみなさんにも、こういう方は多いんではないかな?とも。

大人になってゆくにつれ、自分のピンク色にあたる部分をかまってやるための精神的・物理的余裕がなくなってしまいがちなことも、少なからず関係しているような気がします。家族や周りの人のケアに終始してしまい、そこまで手が回らない方は多いのではないかしら。

当日は、そのように日常で置いてけぼりになってしまいがちな心のやわらかい部分に、そっとフォーカスするような時間をお届けできたら…と思っております。どうぞお楽しみに!詳しいご案内はこちらから。

 

波に巻かれて

先日の記事では内緒…などとのたまっておりましたが、無事に思いを遂げたので夏の記録として鑑定の後日談を書いておきます。ことのはじめは、夏瀬杏子先生のイメージ画メール鑑定を受けたところから。

khushi-bodyart.hateblo.jp

粛々と現実を生きる中年として、今も昔もかわらず浮世に身を投じていたわたし。そんな私への今生のアドバイスは、こんなイラストと共に送られてきました。 

とまれよあそべ、あそべよとまれ…


どろどろになるのも構わず、夢中で遊ぶ子どもたちの図。矢継ぎ早に降り注ぐ日常のリクエストにお応えするのに精一杯で、まったく遊び足りていなかった、というわけです。私は本来あとさき考えない人間だというのに、何をひよっておるんだ!ということで、この夏はビーチに繰り出しましたよ。

まみれてころんで

 

物理のビーチのみならず、世間という波に揉まれて冒険を楽しんだ次第です。今回の旅でチャレンジングだった点は、家族がそれぞれ別の国に散っているところから現地集合…という流れ。

疫病の流行前ならいざ知らず、旅の勘がまだ戻りきっていない状態での単独子連れ出国に内心はハラハラしっぱなし。家から目的地の空港まで移動と、われわれが早朝到着して昼到着予定の家族と落ち合うまでターミナルのどこでやり過ごすか…などなど、何度目かの「はじめてのおつかい」気分をぞんぶんに味わいました。

ふだん家の中できゅうきゅうと暮らしていると忘れてしまいがちですけれど、お外で出会う人ってみんな、思いのほかやさしいのですよね。何かにつけご親切にしていただいて、そのことを思い出させてもらう日々。

何かがあったらまずはなりふり構わず聞いてみて、擦り合わせる。なんとか折り合う。「思うままに笑って泣いて動いていいのです」という鑑定に添えられていた一文をそのままなぞるような旅でした。

 

さてさて、かねてより活動中の占うんジャーですが来月10月28日(土)、新宿の地に降り立ちます。各隊員、本番にむけて準備中です。引き続きご注目くださいね。

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辛酉×癸卯 ネイル考

草の葉に浮かぶしらつゆも消し飛んでしまうのでは…と思われるような大雨の1日。暦は本日「白露」をかわきりに辛酉月へと移り変わり、台風での幕開けを迎えました。

このあとは台風一過でまた暑い日が続く予報が出ていますが、夜道に聞こえる虫の音や早朝の澄んだ空気など、だんだんと秋の気配も感じられるようになってきたような気がします。今月も干支の象意を模したネイルのブログをお届けしてまいります。

先月に引き続き、金の気が強い時期。天干も地支も陰の金が重なる「辛酉」の月です。キレがあり、知性・感覚ともに研ぎ澄まされた孤高の存在。

お話の中から飛び出てきたような雰囲気を纏い、当人にそのつもりはなくとも周りが勝手にその人にまつわる物語(噂?伝説?)を作り上げていたり…なんてこともありそうな、不思議な引力の持ち主が多いように思います。

磨き抜かれた金の特性はたいへんに先鋭的ですから、常人には追い付けない視野や思考が絶えず頭を駆け巡っているんじゃないかしら?なんて、私のような何も知らない人から想像されてしまいやすいのかもしれません。

そんな辛酉月をイメージして、私が身に着けたネイルがこちら。

モザイクのような、破片のあつまり

ヌーディなピンクベージュを中心に、アートの指はクリアベースにするなど、透明感を意識した構成。細かに裁断された色とりどりのホログラムが、割れた破片のようにちりばめられたデザインです。

今年は癸卯年で、今月は冲(卯と酉は干支で真向い・真反対の関係性)が生じますから、ホログラムにまじえてチューリップのアートを配し、少しだけ印象をやわらげました。

ぴょんと飛び出たり、草むらに紛れて機会をうかがったり、それぞれに実りのある秋になれば…と思います。

X(旧Twitter)上で毎日お届けしておりましたひとこと占い「今日の一滴占」noteへ移行いたしました。2023/9/8の記事はこちらです。朝のぼんやりとした時間のおともにしていただければ幸いです。

 

どの窓から世界を見る

これまでも何度か、絵を描く楽しみについてブログに()書いているのですが、最近また、みじみじと画面に向かっています。「学ぶは真似ぶ」を地で行くがごとく、19世紀の美術工芸品や図版に用いられている模様やデザインを見ては描いて、描いては眺めて…を繰り返す日々。うだるような陽気を避けて線や色に没入していると、あっという間に時間が過ぎていきます。

描いた絵はSNS上で「今日の一滴占」と題したひとことメッセージにくっつけて投稿しています。(Instagramにもあげてみました)なんとなくで始めたこと、足のつかない自転車を漕いでいるような状態ですから、いつまで続くかわかりませんが…


個人的な感覚としては、絵を描いているときは上半身だけ画面…というか窓のようなところから「絵の世界」に乗り出しているような心地。年若いころはこの乗り出し方があまり上手でなく、描き終えるといつもふわふわとしていたのですが、現実をたくましく生きる中年となった今は、そのあたりだいぶ心得たようです。

占い的な言葉にするならば、グラウンディングの問題なのでしょう。同様に、占いをするときは占いの窓を通して世界を見ている感覚ですし、他の言語を話しているときは「その地の言葉の窓」からひょいと顔を出しているような感じです。容易に外を眺められる窓もあれば、背伸びをしても窓の桟ほどまでしか届かないことも。

そのうえで、世界に臨むときにはたくさんの窓があったほうが面白いんじゃないかな?と思うのです。音の窓や、香りの窓、記号・数字の窓などなど。

加えて、自分では覗けない窓からの眺めを、他の人から教えていただくのもありがたいことですね。病禍をきっかけに個々それぞれに濃度が高まり飴色に煮詰まっていたものが、川の流れが合流するように混ぜ合わさっていく時期にさしかかっている気がします。

どれにしようかな



 

庚申×癸卯 ネイル考

じっとしているだけで汗がつるつると背中を滑り落ちるような蒸し暑い日が続いていますが、暦の上では立秋を迎えました。早朝は少し過ごしやすくなったような気もいたしますが、近づきつつある台風の影響なのか、ゲリラ豪雨によるそれなのか、判然としないところ。しかし、空を見上げればうろこ状の雲がひろがっていて、季節は確実にその歩を進めているのだというのが感じられます。

今月の干支は「庚申」…天干も地支も陽の金からなり、勇猛果敢なイメージが漂う存在。私がこの「庚申」という干支に触れたのは、むかし、祖母が定期的に「今日は”かのえさん”だから」と言って出かけていた覚えがあるのがそのはじめ。地域の庚申講の集まりか何かがあったのでしょう、いそいそと準備をしていた朝の風景が思い出されます。

時に庚をはじめとする金行は、その勇壮さやバイタリティにばかりフォーカスが当たりがちですが、こと「庚申」に関してはいさましさと同じかそれ以上に、知性や怜悧な雰囲気が感じられるようにおもいます。掲げた理想を具現化すべくたゆまぬ努力を重ね、合理的な判断のもと物事をすすめていくには冷静さは欠かせぬもの。固定観念にとらわれず、目新しいものを積極的に取り入れようとするイノベーティブな姿勢があるでしょう。今年の干支である「癸卯」と併せればなおさらに。

そんな「庚申」に着想を得て、私が身に着けたネイルがこちら。

ひやっとしてそう?


青と金のコントラスト。人差し指はマグネットジェルには雫がポッとのっているような水滴ネイル、薬指は濃紺のミラーネイルにシェルのかけらを散らし、いずれも「使っている材料は金行、選択する色味を水行」という方向に統一しました。金の特徴である光沢感を保ちながら、水の上品さも忘れずに。アツくなりすぎず、余裕をもって過ごす1か月と心掛けたいものです。

さて、Twitter…じゃなかった「X」上ではすでにお知らせが出ておりますが、日々ともに研鑽を重ねている「占うんジャー」の仲間たちと10月28日(土)にイベントを行います。

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今回はすでに大活躍中のメンバーとともに京都から一条八百光(いちじょうやおり)先生そしていまだ謎に包まれた神秘の新星アルテミス涼先生もご出演の予定です。どうぞこれからの動向にもご注目ください。

めぐる輪廻

先日、夏瀬杏子先生メール鑑定をお願いしました。なんとなく不思議な世界に触れたい気分でしたので「あなたの前世を視る どんな前世?&現世へのアドバイスの2枚」をオーダー。結果を拝見しましたら、ちょっとおもしろいことがあったので、ここへ書き残しておこうと思います。

「前世」なんて思いもよらない、現実に即した日常を送っている身としては、なんだかロマンチックなことのように感じられて、わくわくしながら鑑定結果を待つこと数日。送られてきたのはこんなイラストでした。

まぜまぜ…

ふふふ、今とやっていることが変わらないのですね。毎日こんな顔をしてご飯の支度をしている夏休みです。解説を読んでみると、登場している女性はこの暮らしにうっすら諦めのようなものを感じているそう。うんうん、わかるような気がします。

いつかのどこかの私にそんな共感を寄せつつ、じっとこのイラストを見ていたとき、ふと(前にも同じような絵をいただいたことがある!)というのを思い出しました。それは、まだ占いの世界に足を踏み入れたばかりの頃、北沢かなこ先生に透視で見ていただいた際のこんな1枚。

やはり、お台所

似ていませんか?あい通じ合う2枚の絵を前にして、自分でもおかしくって吹き出してしまいました。夢も浪漫もどこへやら…いつの時代もひたすら、即物的であることを貫いてきたのでしょう。おつかれさまなことです。

鑑定では、この絵に対するアドバイスも付けていただけるのですが、こちらは自分だけの秘密にしておくことにします。ただし、夏の楽しみがひとつ増えたことは確か。

私の耳は、貝の殻

杏子先生のイメージ画メール鑑定は、7月23日(日)いっぱいまでのお申込み受付だそうです。