khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

甲辰×壬寅 ネイル考

今日は、二十四節気清明。この日を境に暦は辰月へと切り替わります。本日はネイルのブログ。清明、は「せいめい」と読みますが、私がはじめにこの区切りを知ったのはこの字をして「シーミー」と読むのだと教えてくれた友人との縁がきっかけです。

シーミー(清明祭)とは、沖縄県でおこなわれる先祖供養の行事のこと。古くは中国や台湾で「清明節」として節入りに合わせて先祖を祀る慣わしが、18世紀になって沖縄へ伝わったものだそう。大学時代からひとりでぽんと飛び出しては津々浦々の友人を訪ね歩いたりしていたものですから、彼女たちをたよって沖縄県糸満市浦添市などへ行っていました。既にあれから20年近くが経とうとしていますが、そのときに買った琉球グラスのぐい呑みはいまだ現役です。あのときちょっぴり聞きかじっただけの言葉が、こんな風にしてまた身近になろうとは。

話は戻って、今月の干支は甲辰。それぞれ甲は陽の木、辰は陽の土に属する干と支で、構造としては天干が地支を剋する木剋土の関係性となります。「辰」は命の息吹ふるえたつ季節。肥沃な大地から色々なものを汲みあげながら、ぐんぐんと伸びやかに育つ「甲」の様子が思い浮かびます。そんな、ざわざわと風わたる新緑の風景をイメージして私が身に着けたネイルがこちら。

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爽やかな風が吹き抜けるような


基本となるカラーは中指・小指(写ってはいませんが親指も)にあるエメラルドグリーン。初々しい若葉を模して、ワンカラーでのせてみました。人差し指・薬指は少しベージュがかったカーキ色をベースに、青と白のアーガイル柄を組み合わせたデザインです。さらっと引っかけてきた普段着のようでいてしかし、その人の芯や生まれながらに備わった骨格の活かし方をよく知っていらっしゃるからこそ個性がきわだつ…といった具合の、スタイルやポリシーのようなものが感じられる干支です。

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