khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

共鳴する「凸と凹」

※2022年6月20日正午を持ちまして受付を締め切りとさせていただきました。

先ごろ「凸と凹」と題したメール鑑定の告知を出しました。ありがたいことにご興味を持っていただいた方より折々お申込みをいただき、メッセージを紡ぐ日々を送っています。

今回のメニューでは「凸面」「凹面」という2極に対し、それぞれ易をたてています。易は八卦(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)のかけあわせによって成り立っているわけですが(8×8=64卦/そこに6つの爻位が加わって384爻)これを用いて「凸と凹」という、その人の中にある一対の何かを象ってみよう…という試みです。人によってその出方はさまざまではあるものの、幾度かふしぎな偶然が重なるのを目にしたため、今日はそのことについて書いてみたいと思います。

これはあくまで例に過ぎませんが、たとえば凸面に「天山遯」を得た場合に、凹面には「山天大畜」が表出する…といった具合に、凹と凸とで天地が対応し逆転した卦がでること、たびたび。それ以外でも凸面に「坤為地 ※すべての爻が陰」が出、凹面に「乾為天 ※すべての爻が陽」が出る(注:これもあくまで例であり実際の得卦とは異なります)といったような符合もありました。対極にあるように見えて、しかし凸面に浮かび上がるメッセージが凹面をたしかに裏づける(その逆も然り)…という易の奥深さに、改めて驚嘆させられました。

表裏一体

毎回、メニューを作る際にはどの占術を用いるかも併せて検討しているわけですが、限られた期間のなかで同じテーマに基づき繰り返しその占術と向き合っているうち、これまで気づくことのなかった魅力に触れられたような心地がすることがあります。

昨年の暮れの「こさじ」に始まり、このような期間限定メニューを出し続けてこの「凸と凹」で5つ目、7か月。(過去の一覧はこちらよりご覧いただけます)ささやかなメッセージではありますが、日常に挟み込む栞のようにご活用いただけたらと考えています。(1件2500円・お申込みはこちらからどうぞ)