khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

戊戌×辛丑 ネイル考

今日はネイルのご紹介ブログです。10月8日は寒露。この日を境に、暦は戊戌月へと切り替わります。戊も戌も、ともに陽の土に属する干と支。言葉少なであるにもかかわらず、ただそこにいるだけでなんとなく場の濃度や密度が上がるような印象があるのは、土性のもつ引力ゆえでしょうか。リッチでラグジュアリーな雰囲気が漂う干支のひとつです。そういった円熟みとは無縁な私からすると、戊戌は「断面をみてみたい」という好奇心を刺激される存在。たとえば、クリームとフルーツをふんだんに使ったドームケーキやズコットのような。ずっしりと重厚なその佇まいにスッとナイフを入れて、層になったスポンジや果物の断面を細部までじっくりと眺めてみたい…(こういうのを「萌え断」というのでしょうか)内側を見てみたい、そう思わせるだけの魅力と神秘性が漂います。そんな戊戌月をすこやかに過ごすために、私が選んだデザインはこちら。

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断面萌え、ってやつですか

人差し指に配した貝殻の真珠層のようなアートは秘めたるポテンシャルを、薬指にはこんもりと大きなストーンを乗せ戊(山)と結びつけてみました。ストーンそのものにも虹彩皮膜加工が成されており、見るほどに吸い込まれるような印象を与えます。

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ぽっこりと、触ってみたくなる感じ

横から見るとこういった具合です。近いところでは2019年が戊戌年でしたが、硬めのジェルで凹凸を出した「うねうねネイル」や艶消しのマットコーティングが流行した(参考)ことが思い起こされます。上質さや格式高さによって一線を画す「秋の山」…指先にまとうことで、そのイメージにあやかりたいものです。
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