khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

庚申×癸卯 ネイル考

じっとしているだけで汗がつるつると背中を滑り落ちるような蒸し暑い日が続いていますが、暦の上では立秋を迎えました。早朝は少し過ごしやすくなったような気もいたしますが、近づきつつある台風の影響なのか、ゲリラ豪雨によるそれなのか、判然としないところ。しかし、空を見上げればうろこ状の雲がひろがっていて、季節は確実にその歩を進めているのだというのが感じられます。

今月の干支は「庚申」…天干も地支も陽の金からなり、勇猛果敢なイメージが漂う存在。私がこの「庚申」という干支に触れたのは、むかし、祖母が定期的に「今日は”かのえさん”だから」と言って出かけていた覚えがあるのがそのはじめ。地域の庚申講の集まりか何かがあったのでしょう、いそいそと準備をしていた朝の風景が思い出されます。

時に庚をはじめとする金行は、その勇壮さやバイタリティにばかりフォーカスが当たりがちですが、こと「庚申」に関してはいさましさと同じかそれ以上に、知性や怜悧な雰囲気が感じられるようにおもいます。掲げた理想を具現化すべくたゆまぬ努力を重ね、合理的な判断のもと物事をすすめていくには冷静さは欠かせぬもの。固定観念にとらわれず、目新しいものを積極的に取り入れようとするイノベーティブな姿勢があるでしょう。今年の干支である「癸卯」と併せればなおさらに。

そんな「庚申」に着想を得て、私が身に着けたネイルがこちら。

ひやっとしてそう?


青と金のコントラスト。人差し指はマグネットジェルには雫がポッとのっているような水滴ネイル、薬指は濃紺のミラーネイルにシェルのかけらを散らし、いずれも「使っている材料は金行、選択する色味を水行」という方向に統一しました。金の特徴である光沢感を保ちながら、水の上品さも忘れずに。アツくなりすぎず、余裕をもって過ごす1か月と心掛けたいものです。

さて、Twitter…じゃなかった「X」上ではすでにお知らせが出ておりますが、日々ともに研鑽を重ねている「占うんジャー」の仲間たちと10月28日(土)にイベントを行います。

note.com

今回はすでに大活躍中のメンバーとともに京都から一条八百光(いちじょうやおり)先生そしていまだ謎に包まれた神秘の新星アルテミス涼先生もご出演の予定です。どうぞこれからの動向にもご注目ください。