2月に入ってしばらく、身の回りの物を整理していました。今年は私にとって司禄星が回る年。有用な蓄積のためにその時期運を使っていければいいのですが、心配事や不安に端を発した貯め込みになってしまっては元も子もありません。
使わなくなったハンガーラックを解体したり、箪笥の肥やしになっていた服を捨てたりして、今なおスペースを空けようと苦心しています。ちょうど、フォーマル着を見直す機会などもあって「まだ着れるし、今回もこれ着ていけばいいか」という感じの扱いになっていたスーツもいくつか手放しました。
だんだんと年齢を経て実感するようになったのは「着られる」というのはサイズだけの問題ではない、ということ。ファスナーは上がるし、ボタンは留まるのですが、身に着けた自分の姿を鏡で眺めるとどうにも顔と服装とがちぐはぐで。「顔が合わない」と申しますか…今一度、ワードローブを見直すタイミングが来ているようです。
そんな経緯もあって先日、夏瀬杏子先生の易の読み会にて「今後の服のテイストはどうしたらいいですか?」という質問で、ご一緒した皆さんに占っていただきました。出てきた答えは以下の通り。
坎為水5爻 ブラックコーデ、大人の装い、潤いと知性
兌為沢3爻 着ていて「アガる」装い、華やか
火地晋3爻 周りから浮かない、軽快さと動きやすさ
雷風恒4爻 クラシカルでシック、大人っぽい
地雷復5爻 原点回帰、リバイバル
地水師4爻 盛らない、シンプル、抜け感重視
すべて3爻から5爻が出そろい、中年期の装いとして相応なものを選ぶべきということでしょう。(過去に何度か「田舎の中学生」などと形容されたこともあるほど、放っておくとどうしても野暮ったい組み合わせをしてしまいがち…)
また、重卦や「恒」「復」などが出ていることから、手持ちの一切合切を総取り換え!というよりは、使えるものは工夫して活かすことも幅を広げるヒントとなりそう。
そういえば、先月お目にかかった司禄星中心の方はここぞというときに着る物はテーラーでお願いするのだとか。思い入れをもって丁寧に長く着る…ともすれば試着の手間も惜しくてネット通販でぱっぱと買い足してしまう現状を思えば、まずは買い方や選ぶ場所の再考が必要と言えそうです。