khushi-art blog

खुशी khushi クシーの意味は喜びや幸せ。描いたり占ったり。

今年を振り返って

とうとう観念して2024年の手帳に予定を書き入れているここ数日。たよりなげに1枚、ぺらりと壁にぶらさがっているカレンダーは師走の到来を告げています。

昨年の冬至に私が立てた年筮は、山火賁・5爻。身なりを飾り装うことを象徴する山火賁の中にあれど既に5爻は後半、その身を飾るのではなく「丘園を飾る」…地を耕し種を蒔き、自然の移ろいの中に美しさを見出す途上に当たります。環境整備。

そういえば…と年初にうけた鑑定の内容を見返してみると
・誰かの為に行動することが、あなたの為になって返ってきます(北沢かなこ先生・メール鑑定)
・そろそろ他人軸で装ってきた「べき」の鎧を脱ぎ捨てるとき(白鳥ともみ先生・メール鑑定)
・お湯につかってゆらゆら…のイメージ(夏瀬杏子先生・メール鑑定)

ぷかぷか…

と、過ごしてきた時間の端々にも、たびたびそのメッセージは到来していたのでした。

自分で振り返ってみても「下駄を履かされていた状態」を脱する…と申しますか、これ以上でも以下でもない地点まで立ち返るための1年であったように思います。(ひとたび我がものになったアイテムを手放すのが惜しくて心細くて、それなりに難儀もしましたが)

潮目がかわったな、というのを実感できたのは、夏にノーラ紫苑先生のところでインナーチャイルドカードを引かせていただいたとき。

ふわふわ…

中央にシンデレラのカードが出たのでした。月夜に裸足で小鳥たちが咥えてきたドレスを見上げる少女の姿に、ひとまず着膨れについてはなんとかできつつあるらしい様子をみとめ、安堵したものです。

こうして並べてみると杏子先生のイメージ画はタロットの「星」に似ていますし、インナーチャイルドカードの「シンデレラ」はタロットの「月」に相当します。17番「星」から18番「月」へと移行した、ということでしょうか。大人になっていろいろな顔や役割を持つと、元のわたしってどんなだったか、忘れてしまいやすいのかもしれませんね。

こういった感じで、年筮はその1年の礎となるメッセージを私たちに与えてくれます。今年も冬至(12月22日)に翡翠輝子先生をお招きし、Zoomで来る年を占いますよ。残席僅少!お申し込みはこちらからどうぞ。(12月2日追記:満席となりました)

 

秋の夕日はつるべ落とし