あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
この冬はたいへん冷え込みが厳しく、朝ふとんから出るのもひと苦労ですが、けさは早々にご近所の神社へ初詣に行ってきました。まだ薄暗い時間帯でしたので参拝客は2〜3組、寒さもあって皆さん言葉少な。人感センサーでお水が流れ出す手水舎や、ひと組ごとに線で区切られた参道を少しずつ進むのも2年目とあれば慣れたものです。お参りをすませたくらいには背中から陽光が差し込み、木々の隙間でその温かさをほんの少し分けてもらって神社を後にしました。
帰りがけに引いたおみくじで象徴的だったのは「遂には」という文言が3回、「結局は」という言葉が2回繰り返されていた点。先にゴールが強く示唆されるということは、それだけ私にとって紆余曲折のある1年だということなのでしょう。種々の事情に翻弄されつつも、その隙間を縫い合わせるように、軽やかに迷路を駆け抜けていきたいものです。
最後になりますが、本年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げますとともに、日ごろ弊ブログをご覧いただいている方あてに2022年のメッセージをば、ひとつ。
あなたの畑を耕しましょう。種を蒔きましょう。苗を植えましょう。今はまだ、荒唐無稽な思いつきだと一笑に付す人もいるかもしれません。しかし、あなたの小さな一歩が周りに刺激をもたらし、それに共鳴した誰かがその一歩に反応し、あなたもまた勇気をもらい…幾千幾万の小さな試みの応酬がいつしか大きなうねりとなって、行く先を照らしていくのではないかと思います。目の前には、鏡のように静まりかえった湖面。最初の波紋を描きだすのは、あなたかもしれません。
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